チャプター 1
定型業務が少ない仕事のAI活用
AI研修の題材は、請求書の処理や議事録の作成といった定型業務が選ばれがちです。手順が決まっていて、効果も測りやすいからです。
企画・制作の仕事はそうはいきません。案件ごとに条件が変わり、同じ作業の繰り返しが少ない。定型業務向けの内容をそのまま持ち込んでも、自分の仕事には当てはまらないという感想で終わります。
チャプター 2
業務の流れに沿って、使いどころを分ける
そこで、業務を工程で切り分けるところから始めました。発想を広げる場面、たたき台をつくる場面、内容を整理・確認する場面。それぞれでAIに向く使い方は違います。
発想の場面では量を出させ、たたき台では形にさせ、確認では抜けを探させる。同じツールでも、頼み方を変えないと期待した結果になりません。この違いを、実際の案件を題材に体験してもらう構成にしました。
チャプター 3
翌日から再現できる形にして渡す
研修中にうまくいっても、翌日ひとりで再現できなければ意味がありません。当日扱ったプロンプトをまとめてお渡しし、手順を思い出さなくても戻ってこられる状態にしています。
- 課題
- 販促グッズや印刷物の企画・制作では、案件ごとに求められるものが変わります。定型業務が少ないぶん、一般的なAI研修で扱うような「決まった作業を効率化する」という話が当てはまりにくい領域でした。
- 打ち手
- 実際に扱っている企画や制作物を題材にカリキュラムを設計しました。発想を広げる場面、たたき台をつくる場面、確認や整理をする場面と、業務の流れに沿ってAIの使いどころを分けています。
- その後
- 研修後もそのまま同じ手順を再現できるよう、当日使ったプロンプトをまとめてお渡ししました。

