AccelShift
株式会社ウィズベスト 様

会場選定の判断を、一人の経験からデータへ移す

会場選びの勘を、一人の頭の中から、全員が同じ画面で見られるデータへ移した。

業務の集約を示す図。左に表計算ソフト・チャット・書類の3つが分散して置かれ、右にひとつのアプリ画面がある。
企業情報
株式会社ウィズベスト 様/リユース・買取
ご支援内容
AI実装・開発
使用技術
Next.js / Convex / Vercel

チャプター 1

会場選定が、この事業の心臓部だった

催事買取は、スーパーや公民館、商業施設を借りて期間限定で開く買取会です。どの会場をいつ押さえるかで結果がほぼ決まるため、会場選定がこの事業の心臓部にあたります。

その判断は、ExcelとレポートPDFを目視で突き合わせ、経験から会場を絞り込む工程でした。手順として書き出せる形になっていないため、同じ判断を他の人がなぞることができません。

拠点が増えるほど、ここが効いてきます。判断を一人の経験の中に置いたままでは、開ける催事の数がその人の処理量で決まってしまう。だからまず、判断の材料を人の外に出すところから始める必要がありました。

チャプター 2

会場選定より先に、実績入力から作る

最終的に作りたいのは会場選定の仕組みです。それでも、最初に着手したのは実績入力の画面でした。

会場をランク付けするには、過去の催事がどこで何を買い取っていくら利益が出たのか、というデータが要ります。その入力が紙とスプレッドシートに散らばったままでは、どんなに良い選定ロジックを作っても材料が揃いません。

順番を逆にすると、たいてい失敗します。判断の仕組みを先に作っても、入力されるデータが揃わないまま放置される。地味な入力画面のほうを先に置くのが、結果的に近道でした。

チャプター 3

完成品ではなく、プロトタイプを先に出す

要件定義の後、時間をかけずにプロトタイプを出しました。全画面が動く状態のものを触ってもらい、その場で要望を受ける進め方です。

実際、デモの場では想定していなかった要望が複数出ました。ランキング上位の扱い、リピート実績の見方、責任者ごとの集計。仕様書の上では出てこなかった論点ばかりです。

こうした要望は、動くものを触って初めて出てきます。日々の催事を止めずに進める案件ほど、完成品を目指して作り込むより、粗いものを早く出して直すほうが速く着地します。

チャプター 4

いま、何が動いているか

過去の催事データを取り込み、複数拠点での運用を始めました。これまで担当者の頭の中と個人のExcelにあった実績が、全員が同じ画面で見られる形になっています。

属人化の解消は、その人を機械に置き換えることではありません。判断の材料を人の外に出しておくことです。材料が同じ場所にあれば、誰が見ても同じ土俵で会場を比べられます。

会場選定の自動推奨は、この土台の上に次のフェーズとして載せていく予定です。

課題
催事買取は、どの会場でいつ開くかで結果がほぼ決まります。ところがその会場選定は、Excelとレポートを目視で突き合わせ、経験のある担当者が判断する工程でした。拠点が増えるほど、一人に判断が集中する状態です。
打ち手
会場選定そのものより先に、判断の材料になる実績データの入力から着手しました。スプレッドシートとチャットツールに分散していた業務を1つのWebアプリに集約し、まずプロトタイプを出して週次で改善しています。
その後
過去の催事データを取り込み、複数拠点での運用を開始しました。担当者の頭の中にあった判断材料が、誰でも同じ画面で見られる状態になっています。

お問い合わせ

AIの実装も、社内の人材育成も。まずは現状をお聞かせください。内容を確認のうえ、担当者よりご連絡いたします。

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